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発生原因と防止対策















外引け巣
外引け巣
内容 通常、じょうご状を呈した、外側に開いた空洞となって現れる。その下に閉じた空洞が続いている場合もある。この空洞の内壁は粗く、しばしば樹枝状晶が現れることがある。
原因
  • 凝固途上の体積減少
  • 厚肉部への給湯不足
  • 鋳型のオーバーヒート(溶湯接触) など
一般防止対策
  • きつい肉厚差をさける
  • 押し湯等の改善による厚肉部への十分な溶湯の補給を行う
  • せきの数を増やしたり、位置を考慮する
  • 冷し金等を挿入して熱集中個所の熱排除をよくする}
    など
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内引け巣
内引け巣
内容 主に厚肉部や急激な肉厚変化のある個所において、鋳物内部やすみ部に内壁面の荒い空どうとなって現れる。しばしばその内壁面に樹枝状晶が現れることがある。
原因
  • 凝固途上の体積減少
  • 厚肉部への給湯不足 など
一般防止対策
  • きつい肉厚差をさける
  • 押し湯等の改善による厚肉部への十分な溶湯の補給を行う など
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ポロシティ
ポロシティ
内容 主に厚肉部の内部などの最終凝固個所において、微細なピンホールや密でない組織となって現れる。通常肉眼では確認は困難で、気密試験等で発見されることが多い。
原因
  • 凝固金属や鋳型からのガス発生
  • 局部的な冷却不足
  • 空気の巻き込み(ダイキャスト等)  など
一般防止対策
  • 溶湯中のガスを十分分離する
  • 鋳型や中子の水分を減じ、通気性を高める
  • きつい肉厚差をさける など
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黒鉛膜
黒鉛膜
内容 表面や内部において発生し、その内部はしわを伴った黒鉛光沢を持った薄い膜を生じている。
原因
  • 鋳型、中子材料の添加剤等に存在する重炭化水素がガス化し、湯と反応して生じる。
一般防止対策
  • 鋳型、中子材料の添加剤のうち黒鉛を生じやすいものの割合を見直す など
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熱間き裂
熱間き裂
内容 主に凝固の遅い個所で収縮応力の働く個所において細かい樹枝状晶を伴って発生する。破面表面は酸化して黒くなっている。
原因
  • 著しい肉厚変化や鋳型の抵抗の強すぎ凝固収縮が阻害されるため発生する
  • 硫黄分の多すぎ(鋳鉄、鋳鋼)
  • 炭素およびケイ素の少なすぎ(可鍛鋳鉄など) など
一般防止対策
  • 応力発生個所に冷し金を挿入する
  • 鋳型中の湯流れの改善する
  • 硫黄分を減じる(0.02%以下)(鋳鉄、鋳鋼)
  • 炭素およびケイ素の含有量を調整する(可鍛鋳鉄など)
    など
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冷間き裂
冷間き裂
内容 この欠陥は薄肉部など応力の働く個所において、ふちの鋭い割れとなって現れる。破面表面は発生時期によって酸化している場合としていない場合とがある。
原因
  • 肉厚不均一等による冷却状態の不釣り合い
  • 収縮阻害(鋳型の抵抗の強すぎ)など
一般防止対策
  • 応力集中部の形状を改善する
  • 急激な冷却をさける
  • 可縮性鋳型を使用する など
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のろかみ
のろかみ
内容 主に鋳物表面および鋳物壁において、スラグの成分を持つ非金属介在物が収れんして現れる。
原因
  • 炉スラグまたは溶湯スラグが注湯時に鋳型に巻き込まれて生じる。
一般防止策
  • 溶融炉からとりべへ湯を移す際に、スラグが入らないように注意する。(乾燥けい砂投入によるスラグの凝集の促進)
  • 注湯中は湯だまりを十分満たすようにする
  • 鋳物の被加工面を下面になるようにする など
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砂かみ
砂かみ
内容 主に鋳物上部になる個所に置いて、塊状または平皿状に連なった砂の巻き込みを生じて現れる。
原因
  • 鋳型および中子の型くずれによる巻き込み
  • 鋳型表面の石英膨張による"から"(砂の薄い層)の発生・脱落 など
一般防止対策
  • 型砂を層状につき固めないようにする
  • 型砂の粘結剤の量を増す
  • 砂の水分を過量にしない など
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焼付き
焼付き
内容 鋳物表面において薄い砂の層となって現れる。通常のショットブラストではとれないほど固着していることが多い。
原因
  • 鋳物砂の耐火性が低い焼結砂層が発生
  • 金属と鋳物砂との化学反応(ファヤライト生成)
  • 鋳物肉厚部冷却不良
一般防止対策
  • 古砂選別を適正に行う(粉末分を十分に除去する。)
  • 新砂に取り替える
  • 炭水化物含有添加剤の割合を増す
  • 適当な塗型剤を用いる など
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湯境い
湯境い
内容 主に大きな平面や湯の合流点などにおいて、丸みを持った垂直なみぞとなって現れる。
原因
  • 湯の先端部の温度の低すぎにより、湯先端が溶け合わない
  • 湯流れの遅すぎ
一般防止対策
  • 鋳込み温度を高くする
  • 湯の流動性を改善する
  • 型の充てんを早くするために、湯口方案を改善する
    など
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関連情報
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2.疲労破壊の起き易い箇所とは?

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