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事例集












鋳造欠陥に伴う損傷

No15: 鋳造部材でのき裂発生
材質 球状黒鉛鋳鉄
環境 油中
事故/
損傷状態
  • き裂はコーナーR部に沿って伝ぱしていた。
  • 起点部には組成像で黒色を呈した(軽元素を多く含んだ)領域が認められ、それは母材とほぼ一体化していた。また、その領域には結晶物や局部溶融したような様相が認められた。
  • 起点部では、珪素(Si)と酸素(O)等の軽元素を主成分としていることが分かった。
  • き裂伝ぱ部では疲労破壊の特徴であるストライエーション模様が形成されていた。
結論
(推定原因)
砂の焼着き(鋳造欠陥)の発生に伴う疲労き裂伝ぱ
対策
  • 古砂と新砂の混合割合を変更する
  • 古砂のリサイクル(再使用)を回避する
  • 塗型を適宜塗布する{特に過熱領域(ホットスポット)が形成されやすい部分}
      等
調査結果
【き裂発生状況】
き裂発生状況
【起点部の様相】
起点部の様相
【起点部の様相:組成像】
起点部の様相:組成像
【起点部の拡大】
起点部の拡大
【き裂伝ぱ部の様相】
き裂伝ぱ部の様相
【起点部の組成】(クリックすると拡大します)
起点部の組成(クリックすると拡大します)