技術分野

材料評価

事例・実績

シャフトのメニスカス腐食

材質 SUS420J2
使用条件 環境:河川水
事故/
損傷状態
  • 不具合は、浸水部分と非浸水部の境界付近で生じていた。
  • 形成された孔は、直線状に配列していた。
  • 孔内部では、腐食した様相を呈していた。
  • 孔内部からは、塩素(Cl)等の腐食因子が検出された。
  • 水質において、pHは中性であったが塩素(Cl)イオンや硫酸(SO4)イオンが多く含まれており、電気伝導率も高くなっていた。
結論
(推定原因)
通気差電池によるメニスカス腐食
対策
  • 材料変更(耐隙間腐食や耐孔食性が向上するMoの添加材料等)
  • 装置停止時における水抜き 等

調査結果

  • EDX分析
  • メニスカス腐食の機構