「まーちゃんありがとう」ができるまで・・・。
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分析技術部 計画課 中野 美加 |
◆なかのみかとは
おそるべし、なかのみか 一体何者?
何者でもなく、川重テクノサービス(株)に勤務する一主婦です。 |
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朝は、猛ダッシュでリュックを背負いながら、会社目指して走っています。家の中では、子供と馬とびをして馬になっています。おかげで体力もつき10kmくらいなら走れるようになりました。みんなに、「止まったら死んでしまいそうやな」と言われます。そんな、ドタバタ主婦が、本を出版したなんて言ったものだから、みんなにどないしたん?何者?って言われる始末です。 |
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本を書く人=優秀なすごい人というイメージの中、なかのみか=本を出版?なにそれ?になっているわけです。 |
◆ポイント
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趣味なん?前から書いてたん?など質問を浴びるのですが、どれも違うのです。
絵心どうかな〜?文才ないね〜!本を読む事だけは、大好きです。絵を描く、きっかけを与えてもらったのは、同僚の「かわいい絵かくね。」の一言でした。
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◆日常
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人生にはいろんな出来事がありますよね。すごく幸せな時もあれば、辛さ、悲しみ・悩む時もあります。いつも、突っ走っている私ですが、仕事をしながら育児をするようになってからは、悩んで考え込む日が多くなりました。そんな時、いろんな方に助けられ、励まされます。また、毎日毎日、生活に追われ、そんな中にあって、私は、子供を寝かしながら絵本を読む時間が、一番ゆっくりした楽しいひとときです。絵本を読んでいるといろんなことに、気づかされます。子供は、こんなこと考えているのだ、こうしてあげたら良かったかな?こんな気持ちになって人と接する事ができたらいいなぁと・・・。 |
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私は、いつも人に助けられてばっかり、いつか人の為に何かできたらなぁ〜。私に出来る事は?と考えた時、理想は、「この今描いている絵や文で人に安らぎを与えられたらな」です。だけど、実際、絵本の勉強をしたわけでもなく、何もない私。今の私は、人の話しを聞くぐらいしかできないなと考えていました。 |
◆出発点
去年の出来事です。なにげなく新聞をめくっていると広告欄に第○回絵本募集という記事があり、ん!あっ!景品も童話集やし、楽しいかもと思い応募しました。
2回目の応募は、野菜をいただいた時に包んであった新聞広告がきっかけです。「第1回絵本募集」第1回か〜。参加賞もあるし、面白そう!というまたもや不純な動機で、応募することに・・・。 |
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気がつくと8月末、もうすぐ締め切りや。私は、締め切り間近になっても、何も描いていませんでした。猛ダッシュで絵と文章を考え、ギリギリ8月31日消印〆切に間にあいました。ちょうどその頃、私は、一大イベントであります富士登山を計画していました。絵本が間に合うかどうかという事よりも、富士登山の事で頭が一杯でした。そんなことで、2回目応募した事をすっかり忘れていたのです。 |
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◆なんと
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11月初旬、家に帰ると主人に、「なんか出版会社からきてるで〜。」と一通の封筒を手渡され、封筒を開けてみると、2回目に応募した出版会社からだったのです。あー忘れてた。そういえば10月初旬に発表があったんや。「残念ながら大賞にはおよびませんでしたが・・・・・。」という内容を読み進めながら、あかんかったんや。あたりまえやな。真剣に取り組んでいる人は山ほどいるし、勉強もしてないし、猛ダッシュで仕上げた私なんか、しかも色鉛筆仕上げやし・・・・????という内容でした。 |
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ところが、なんと出版できるということらしく、家族は、私が絵を描いている事や応募した事も知りません。出版に関しては同じ部の人に相談しました。きっと、やめときって言われると思ったのですが、その人は、ええんちゃう出版しても、自分が納得して背負えるリスクならやってみたらという応えでした。いつかこの絵と文で、人の心に届くような事がしたいと考えていた私。ひょっとしたら、今がチャンスかもしれない。誰か本を手にとってくれて、一人でも安らいだ気持ちになってくれるかもしれない。自分の子供に本を見せる事ができる。という想いが沸々と・・・。出版することを決め、家族に了承を得たのです。 |
◇出版までのストーリー
◆編集
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いざ、出版!本来なら出版会社に出向くのですが、私の場合それが出来なかったのです。
最近はメールという便利な物があり、電子データのやりとりで全て行えてしまいます。
それからというもの、応募した内容を原案にして編集担当者との作業がはじまります。
といってもページ数が足りない分の文章の追加、言い回しの訂正がほとんどで、大変な事は全く無く、楽しいものでした。
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◆校正
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編集作業が終了すると、校正が入ります。これには、やはり手書きでいろいろコメントがついている原稿が送られてきす。訂正し文章が出来上がると、次はイラストです。 |
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イラストは、一枚、-一枚手書きです。イラストを入れる場所や情景を考えて描かないといけないので、慎重に描き、仕上がった時は、ホッとしました。しかし、最終確認段階に入った時、「中野さん指が一本足りません」とメールがきた時には、あせりました。書き直しや〜。児童文学に属する本なので、そういうところは、ちゃんとしていないといけないそうで、本来なら書き直しのところをプロの手により移植されました。 |
◆仕上げ
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文もイラストもできたところで、正式な本のタイトル、著者の名前、表紙のイラスト、帯文を考えていきます。表紙のイラストは、2案作成し、色はプロの方につけていただくのですが、やはりプロはすごいですね。イラストに合うように色使いがほどこされてあり、どちらも素敵で、どんな色を採用するのかかなり迷いました。こうやって、本の原案が出来ていくのですが、この間4ヶ月です。その後、ゲラが出来上がり、確認作業が入り、印刷へと流れていきます。 |
◆贈呈
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5月の中旬、本が出来上がり贈呈本が贈られてきました。送られてきた本を見ても、実感がなく自分の本だけど違うような感じでながめていました。一冊を手にとり、読むと、何回も何回も読みなおしている文章ですが、また違った感覚で読みました。読み終えたあとは、どうかこの本が、いろんな方の手元に届くようにという気持ちでいっぱいでした。 |
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この贈呈本をどうしようかな?と考えて、まず会社のみんなに回覧して読んでもらおう、回覧だと一冊で沢山の人に読んでもらえる。後は、お世話になった人に贈ろうって決めました。 |
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◆本屋
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6月初旬、早速 本屋に出向き、店内をうろうろ!キョロキョロ!あ・あった!
う・・うれしい!でも、はずかしい。心の中は、いろんな想いの洪水の波がおしよせている。しかしここは店内、顔だけはすずしく・平静を・・・・。本を手に取りパラパラとめくって、何事もなかったように元の場所にもどしました。
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◆感謝の気持ち
発売から、日を追う毎に小学生から大人までいろんな方に読んで頂き感謝の気持ちでいっぱいです。
本の感想を聞く度に、出版してよかったと心の底から思うことができました。そして、一人でも多くの方に読んでいただき、心に何か残ればいいなと願います。 |
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本文をご拝読いただき、ありがとうございます。読者サービスといたしまして、8月中に当社ウェブマガジンお問合せコーナーに感想をお寄せになった方に抽選で3名様に小誌をプレゼントいたします。
奮ってご応募ください。 |
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♪あ・り・が・と・うは、幸せの「じゅもん」。
はな歌まじりに、となえましょう!だれにでもおこりうる小さく大きな物語。 |
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