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事例・実績

ごみ焼却炉運転訓練シミュレータ

ごみ焼却炉運転訓練シミュレータとは

 ごみ焼却プラントはダイオキシン低減を始めとした公害対策の充実、リサイクルの一環として熱回収の高効率化などが求められ、プラント設備自体が複雑化するとともに運転の自動化がさらに進んでいます。高度な自動化により手動運転の機会が減少し、連続運転操業期間が延長されるにつれて、起動停止操作を行う機会も減少しています。

 一方、プラントの高機能化に伴い、短時間での適切な判断や正確な操作が運転員に求められますが、手動運転を経験した熟練運転員(オペレータ)の高齢化が進み、運転技術の伝承が困難な状況にあります。このため、運転員の計画的かつ体系的な訓練が必要となってきています。

 本シミュレータでは基本操作訓練だけでなく、日常での運転では経験することの少ない焼却炉起動・停止、重大異常などをごみ焼却プラントの模擬プラントにて訓練できます。

特長

 本シミュレータの最大の特長は運転員が監視・操作するオペレータコンソールでの訓練だけでなく、3次元コンピュータグラフィックスで表現された仮想空間内のプラントを行き来し、ボイラ・タービン本体その他の現場機器の運転操作訓練をおこなえることです。

  1. 正確な燃焼数式モデルと実機と同じ制御ロジックによる正確なプラント全体の模擬
  2. シミュレーション結果に応じた焼却炉内燃焼監視画像の表示
  3. 訓練状況に応じたCAI機能(CAI:Computer Aided Instruction)
  4. 汎用計算機、ソフトウェア使用による複数プラントへの高い拡張性

機能

機能概念図

【ごみ焼却炉運転訓練シミュレータの機能概念図】

開発依頼部門

 川崎重工業(株) システム技術開発センター殿