技術分野

ICT/IoT

技術レポート

電子コンテンツ制作の事例

1. ホームページ制作の方針

 業務の高度化・効率化を考えたソフトウェア開発、高品質・高付加価値ソリューションの提案からコンテンツ開発まで、最新の技術と豊富な経験でお客様の抱える問題を解決いたします。あらゆる分野の「電子コンテンツ」に関して、その企画・シナリオ作成から設計、製作、およびメンテナンスに対応いたします。ご要望にマッチする多様な要素を取り入れ、トータルバランスのとれたコンテンツを提供しています。

 ホームページは企業や部門の顔であり、これを介した情報発信はビジネスを進めていく上で必要不可欠な存在となっています。お客様のホームページを製作するにあたり、以下のような点に留意しています。

(1)目的を明確化した企画・提案

 一言でホームページと言ってもその目的は様々です。営業活動、啓蒙啓発、専門的情報発信等、また、それも広く一般の人々を対象とするものか、特定の有識者・有資格者を対象とするものか等によって、その構成、表記法、デザインは異なってきます。

 お客様のご要望を十分お聞きした上で、内容を整理したホームページの企画・提案いたします。

(2)最適な構成の検討

 ユーザーにとって “必要な情報を探しやすい”+“内容が分かりやすい”ことが必要不可欠です。必要な情報がどこに(どのページに)記載されているのか、現在どの階層のページを参照しているのかなどを把握しやすいことが必要です。これはホームページ管理者側から言えば、アピールしたいページにユーザーを導くことでもあります。

 さらには、ホームページは常に内容を更新していくべきものであり、その管理者にとっては“内容の更新が簡単”なことも重要な機能と考えています。

(3)定常的な更新

 ホームページを立ち上げても、その訪問者が少なければ意味がありません。情報を必要とする人が的確にアクセスできること、すなわち、サーチエンジンに対する最適化を配慮する必要があります。ホームページの内容は常に更新していくべきものですが、これと並行して世間で必要とされる情報の内容も変化しており、さらには検索エンジンの評価基準も日々変化しています。常に必要とされ、アクセス頻度の高い情報を提供していくためには、継続的な分析・更新が必要と考えています。

 以上のような重要な仕様を踏まえた上で、人目を引くデザイン、わかりやすいFlashアニメーション、質感の高いCG等があるべきものと考えています。

2.XMLとその周辺技術

 前述のホームページの製作現場にも導入が進んでいる、『XMLとその周辺技術』について紹介いたします。

 XMLは様々なデータの保存・管理の分野において、その勢力を拡大しており、特にインターネット等の通信や大量の文書管理・編集を扱う世界では標準的なデータ形式となってきています。当部門では、データベース構築や文書管理におけるお客様のニーズに合わせ、XML形式のデータ作成・変換を始め、そのデータを用いた閲覧ソフトや管理システムの構築を行っています。

(1)XMLとは?

 XML(Extensible Markup Language)は、1998年にW3C(World Wide Web Consortium)によって勧告された言語です。特徴は、一定の記述ルールに従ったテキストで記述されたデータ形式であり、人間が目で見てそのデータ構造を理解しやすく、プログラムもデータ構造の変換などにおいて、取り扱い易いということなどがあげられます。

 例として当社の情報を、一般的なデータ形式のひとつであるCSVでの記述と、XMLでの記述を以下に記します。

        CSV:
         川重テクノロジー株式会社,明石市川崎町1-1,078-921-1613

        XML:
         <company_info>
         <name>川重テクノロジー株式会社</name>
         <address>明石市川崎町1-1</address>
         <tel>078-921-1613</tel>
         </company_info>
    

 このような特徴を備えたXMLは、インターネットにおけるブログやニュースサイトの記事情報、地図サイトの情報など様々な場面で利用者が意識することなく活用されています。

(2)XMLのメリット

 XMLを導入することによって、どのようなメリットが得られるのでしょうか?

 例えば、Webサイトの記事データをXML化することで、記事データと表示のためレイアウトデータが分離できます。このことから記事データを触ることなく、デザインやレイアウトの変更が行えます(図1)。従来のWebサイトリニューアルではHTMLファイルを全て変更する必要がなくなるため、頻繁にレイアウトやデザイン変更を行う場合には特にコストの低減が望めます。

図1【同じ記事データを使用して、デザイン・レイアウトの変更が可能】

 また、住宅情報サイトのように、条件にあったデータをすばやく抽出し、再構成した上でWebページとして表示させることも可能になりますので、全文検索とは違った情報の絞込み等をお考えの場合にも有効(図2)です。

図2【情報の絞込みが簡単】

 他にも、マニュアル等の文書をXML化することで、同じ内容の文書を印刷物として出力したり、HTMLに変換して電子コンテンツとしてCDで配布すると言った、ワンソース・マルチユースの展開(図3)も可能になります。

図3【ワンソース・マルチユース】

 さらに、XMLは先にも記しましたようにテキストで書かれており、その仕様は公開されていますので、データが特定のソフトに縛られることがありません。このことから、将来のデータ維持・管理時に、データを作成したソフトが販売中止になった等のトラブルを回避することができます。

(3)周辺技術

 XMLはデータの保存形式の一つであり、その恩恵を最大限に受けるためには、データを活用するための周辺技術が重要になってきます。

 現在では様々な開発言語やソフトがXML対応をうたっており、XML技術の応用や適用の範囲が広まるにつれ、今後も周辺技術の拡大は進んでいくことが予想されます。

 JAVA、VB、Ajaxを始めとした新旧の周辺技術を熟知した開発者が、お客様の使用環境や目的に合わせて最適な選択をするとともに、きめ細やかな開発を行います。

 XMLがどういうもので、お客様の活動の中でどう役立つのか?

 当社では、XML技術に関するご相談を承っています。XMLの成り立ちから、記述の方法、それを用いた周辺技術の一端を体験していただくような説明も可能です。XMLに興味はあるがどういうものかが分からない、実際のデータに触れてみたいなど、ご要望にもお応えします。また、詳しい説明は必要ないとお考えの方にも、ご要望に応じた事例の紹介やデモをご覧いただけます。