技術分野

材料評価

業務内容

腐食損傷調査の流れ

錆びるはずがないのに錆びた!ものづくりに関するその「困った」に川重テクノロジー株式会社がお応えします。
弊社は、お客様の課題解決へ向け、実績豊富な専門家が調査内容をご提案いたします。
お客様のニーズに合わせて、個別技術はもちろん、原因調査・シミュレーション・再現試験・評価までのトータルソリューションをご提供いたします。

調査の流れ:腐食→打合せ→調査→ご報告

配管が錆びた!!――腐食要因を知りたい!

腐食要因を知りたい! トラブル発生時は、川重テクノロジー(株)へ御連絡下さい。

打合せにより、調査内容をご提案いたします。

◆調査打合せ◆
損傷に関する情報を頂ければ、調査に反映できます。
・材質、使用期間、使用環境、その他

 ご提案例

お客様の調査目的、ご予算等により、調査内容をご提案いたします。

基本コース

腐食の種類、腐食生成物成分、腐食要因元素、断面様相観察等を行います。

詳細コース

腐食生成物の元素分布、深さ方向分析、腐食試験等を追加することも可能です。

損傷品の外観観察

○損傷部近傍の観察(付着物、変色等)
○損傷品全体の観察(他部位の損傷、付着物、変色等)

切断、切出し、腐食生成物採取

○損傷品の試料調整を行います

損傷部の表面観察および錆びの成分分析

走査型電子顕微鏡等による表面観察(洗浄前)により、腐食生成物観察(鉄錆等)、損傷観察(孔食等)、健全部との比較観察を行います。腐食生成物の成分分析を行い、腐食要因元素、促進元素の情報を得ます。必要に応じて、異物の成分分析(異物が認められた場合)や洗浄後の表面観察を行います。
<表面観察&成分分析例>
溝状腐食 EDX成分分析
溝状腐食 EDX成分分析
電縫管内部の様相を示したものです。半割りした後の管の底部に溝(線)状の腐食が生じていることが分かります(矢印部) 腐食生成物の分析を行い、構成元素、腐食要因元素・促進元素の確認を行います。

X線回折分析
 
X線回折分析  
化合物形態の定性・定量分析や結晶状態を知ることができます。
(Fe2O3、Cu2O等)
 

断面組織観察

腐食発生部(溶接部、曲管部など)や、材質に関係する腐食現象を断面観察により特定します。 溝状腐食
光学顕微鏡
<断面組織観察例>
溝状腐食 EDX成分分析
粒界割れ エロージョン・コロージョン
粒界に沿って割れた破面。応力腐食割れや高温で材質劣化した割れ(クリープ)の形態。 流速が速い場合に発生する磨耗と腐食が複合した現象。銅合金は馬蹄形の形状が代表的。
 

錆び、酸化膜の元素分布測定

EPMA面分析により元素分布のマッピング、光電子分光分析により深さ方向の元素分析が可能です。
面分析による元素分布測定 光電子分光分析による深さ方向分析
面分析による元素分布測定 光電子分光分析による深さ方向分析
腐食部に腐食促進元素(Cl、S)の分布がわかります。 表面近傍で酸化物、内側で金属状態であることが確認でき、酸化膜の厚みを算出することができます。

その他調査

ご要望、調査状況に応じて、その他の調査を検討します。
  • 孔食に対する調査(孔食電位測定)
  • 粒界腐食に対する調査(EPR試験)
  • 異種金属接触腐食評価(自然電位測定)
  • 使用水、環境水の腐食性調査
  • 各種評価試験(塗装の評価試験、特殊環境試験、暴露・浸漬試験、再現試験)
  • 各種促進試験(複合サイクル試験、塩水噴霧試験等)
  • その他
自動分極特性測定装置
自動分極特性測定装置
塗装の評価試験例
塗装の評価試験例

調査結果報告書

調査結果を報告書に取りまとめ、腐食原因を報告します。