概要

接点リレーなどの電装品や電子部品は、製造時の不良や汚染物質の付着、使用環境の変化などによってトラブルが発生することがあります。これらのトラブルは、製品の性能低下や故障を引き起こし、最悪の場合、重大な事故につながる可能性もあります。そのため、原因究明や速やかな改善が重要になります。
弊社では、化学分析技術を駆使して、電装品や電子部品のトラブル解決をサポートいたします。
主な分析手法

赤外分光分析装置(FT-IR)
電装品等の不具合は腐食や何らかの異成分の混在・付着による場合が多くなっています。よって、調査には対象個所を拡大観察し、腐食状況や異成分の化学組成を特定することが必要となります。弊社では外観様相から適切な成分分析手法を選定し、データの取得および考察を行います。
■ スイッチ接点,コネクタ端子
| 対象 | 主な分析手法(得られる情報) |
|---|---|
| 不具合箇所の外観様相 | デジタルマイクロスコープ(マクロ~2000倍程度のカラー観察像) 走査型電子顕微鏡(数百~数万倍程度の観察像) |
| 異成分・腐食生成物 | 蛍光X線分析(含有する元素組成と、おおよその割合) X線回折分析(含有する化合物の形態) X線マイクロアナライザー(微小部の元素組成,おおよその割合) 赤外分光分析(含有する有機組成の形態) |
| 異成分・腐食生成物膜 | X線光電子分光分析(極表面層の元素組成と、その厚み) |
| 腐食誘発成分 | 各種クロマトグラフィ(含有する成分・イオンの定量情報) |
■ 周辺環境中の腐食要因成分
| 対象 | 主な分析手法(得られる情報) |
|---|---|
| 腐食誘発成分 | 各種クロマトグラフィ(含有する成分・イオンの定量情報) |
弊社における活用事例
■ スイッチの接点不良の確認と原因調査
■ コネクタの接触不良の確認と原因調査
■ ケーブル断線確認と原因調査
■ 電装部品の腐食原因調査
■ 周辺環境由来の腐食関連成分の調査