技術分野

化学

業務内容

物性測定 粉体物性

概要

 粉体を取り扱うプラントでは、その物性を把握し、設計を最適化することによりハンドリングの効率が期待できます。

 また、内燃機関や各種機械の吸気フィルタやオイルフィルタ等、目詰まりによる不具合は悩ましい事象ではありますが、フィルタ選定等の対策実施にあたり、目詰まり物質について粒径等の物性を把握することは非常に重要です。

 当社は輸送機器・大型機械・プラントメーカーのグループ企業であることから、長年培った測定ノウハウをもとに有益な情報をご提供致します。

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調査手法

レーザー回折式粒度分布測定装置

レーザー回折式粒度分布測定装置

 主な粉体物性としては、粒径に関するもの,細孔に関するもの,流動性に関するもの等が情報取得可能です。それぞれに幾つかの手法が存在しており、測定対象の大きさや準備可能な試料量に応じて適切なものを選択する必要があります。

主な試験方法 特徴
  • 粒径分布
  • レーザー回折法
粒径範囲 0.02μm~1mm程度の比較的小さい粒子が対象。試料量は耳かき数杯程度あれば測定が可能。
  • 網フルイ法
粒径範囲 数十μm~50mm程度の比較的大きな粒子が対象。測定対象により乾式,湿式の選択が可能。
試料量は200g程度必要。
  • 拡大画像による方法
上記の試料量が確保できない場合、極わずかな粒子量でのデータ取りが可能。
  • 細孔分布
  • BET法
細孔範囲 1~100nm程度の比較的小さい細孔を持つ物質が対象。粒径分布に加え、表面積に関する情報を取得可能。
  • 水銀圧入法
細孔範囲 数nm~100μm程度の比較的大きい細孔を持つ物質が対象。
密度 かさ密度・真密度・見掛け密度等の測定が可能。
安息角 流動性の評価に有効。

主な調査事例

細孔分布測定例 (アルミナ多孔質)

細孔分布測定例 (アルミナ多孔質)

 製品や媒体として粉体を使用するプラント系,化学系の分野はもちろんですが、想定していない砂塵の飛来や、異物の発生等、不具合に関連する粉体も対象となりますので、対象分野は広範囲にわたります。その一例を下表に示します。

分野 適用例
機械 オイル中コンタミの粒径調査(オイル劣化評価)
フィルタ閉塞物性状把握(摩耗評価)
プラント 飛来・排出粒子の性状把握(粉塵評価)
焼却灰・廃棄物の性状把握(流動性評価)
化学 活性炭・吸収材の表面積測定(吸着能力評価)
触媒の表面積測定(反応評価)
電極材の表面積測定(反応評価)

関連項目