技術分野

材料評価

事例・実績

ハブのき裂発生

材質 フランジ:SPCE
 ボス :SS400
使用条件 大気中
事故/
損傷状態
  • フランジとボスとの溶接金属部にき裂が生じていた。これを開放し破面を観察すると、これは比較的平滑な様相を呈しており、腐食生成物(錆)が見られた。
  • 破面の一部は、腐食していたものの、そのほぼ全域において、デンドライト(樹枝状晶)が見られた。
結論
(推定原因)
溶接時の凝固(高温)割れ
対策
  • 純度の高い溶接金属(棒、ワイヤ等)への変更
  • 溶接金属の凝固を拘束しないような方法(可能な範囲)での溶接施工 等

調査結果