技術分野

受託研究・評価試験

技術レポート

大型防じん試験室

1.大型防じん試験室の概要

図1 大型防じん試験室外観
設備方式 気流・粉じん循環式防じん試験設備
試験室サイズ 3600㎜(W)×2500㎜(D)×3000㎜(H)
粉じん濃度 ~約5000㎎/m3
(粉体供給量の調節により粉じん濃度を調整)

※防じん試験とは、主に粉じん環境下または粉じん流を受ける環境下での機器、部品の防じん性能や耐じん性能(粉じんの付着または浸入などに対しての耐久性)を調査する試験であり、国内では、鉄道車両、自動車、電気機器においてはそれぞれJIS規格が制定されています。

2.当社大型防じん試験室の特長

(1)防じん試験室としては非常に大型

 国内でこの規模での防じん試験を受託試験業務として実施している公的機関、民間企業はほとんどなく(当部調査による)、大型機器・装置の防じん試験室としては、まさにオンリーワン的な存在といえます。
  実際のところ、ご依頼いただいたお客様から、国内の公的機関や民間企業を色々調査したが、実施可能な設備は当社の設備のみであったとのコメントをいただいています。
  今まで防じん試験を行いたくても、供試品の大きさで断られたご経験がある場合、一度当社にご相談下さい!

(2)お客様のご要望に応じた規格や試験内容に対応可能

 当社では、JIS規格だけではなく、海外規格や社内規格など、お客様のご要望に応じた防じん試験を行うことができます。

 防じん試験は、規格によって使用粉体が異なるため、多様な規格に対応するためには、規格に応じてその都度粉体を入れ替えたり、粉体供給量などを調整する必要があります。
他の公的機関や民間企業では、防じん試験設備を有していても、粉体種類を変更できない場合が多く、限られたJISのみにしか対応していない場合が多いといえます。
当社設備は、粉体供給部を独立させると共に、設備フローを単純化し、メンテナンスしやすい配管レイアウトにすることによって、粉体の変更が可能な仕様としています。
  その結果、国内で入手可能な粉体を使用する試験であれば、海外規格や社内規格等であっても対応することができます。

図2 防じん試験イメージ

3.実施例

防じん試験状況