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2018年 笑顔で次のステージへ 代表取締役社長 道場 康二
 新年明けましておめでとうございます。
 本年は、弊社にとりまして創業40年の記念すべき年となります。振り返ってみれば、創業初年度に3億円であった売上は、2016年度には70億円弱と約23倍に、同じく51名であった人員は、2017年度初頭には371名と約7倍に成長することができました。このような発展を遂げましたのも、お客様方のご指導、ご鞭撻のおかげと心より感謝申し上げます。
 さて、新年を迎えるにあたりまして、当「テクノWEBマガジン」に、川崎重工業(株)精密機械カンパニー・ロボットビジネスセンター長 常務執行役員 橋本康彦様への特別インタビューを掲載させて頂きました。その中で、ロボット事業を開始して今年で50周年を迎えられること、その50年の間に進化し続けるロボットも、最近では自動運転などに代表されるAI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)が活用されるようになったことに触れられています。熟練技術者の動きを自動化できる、これらのロボットシステムには、今後の高齢化社会に対応した新しい世界を予感させるものがあります。
 このように需要の伸張が著しいロボット分野だけでなく、新しいエネルギー社会の先駆けとして期待の大きい「水素利用分野」、世界の距離を飛躍的に縮めることのできる軽くて効率の良い「航空機と航空エンジン分野」、新興国で特に需要が高まりつつある「鉄道インフラ分野」などに対して、弊社を含めた川崎重工グループにより、“世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する”ための研究開発が、現在も進められています。
 ロボットの例でも分かりますように、技術の進化は日進月歩であり、これに追いついていくことは大変な努力と研鑽が必要です。しかし、先に挙げたような先進分野での研究開発を通じて、お客様と共に世界の人々に貢献できることを思えば、自然と笑顔になってしまうものです。
 弊社は、創業以来、お客様が真に必要とされるソリューションのご提供を旗印に、愚直に懸命に頑張って参りました。今後も引き続き、お客様と共に、お客様の向こう側にある次の世界を見据えて、笑顔で精進を重ねて参る所存です。
 最後に、本年の皆様方の一層のご発展とご健勝をお祈りしますとともに、弊社・川重テクノロジーへの変わりないご愛顧を引き続きお願い申し上げます。
(2018年 正月)
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