オアシス
支えるのが仕事です

はじめに

 皆さま、『吹奏楽』はご存知でしょうか?
私の相棒は全長約1m
重さ約10kgです
 中学校、高等学校では部活動として取り組んでいるところも多く、運動会や文化祭での演奏を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。また、全国各地で一般バンドが活動しており、比較的メジャーな部類になるかと思います。メロディー,裏メロ,伴奏を様々な楽器が入れ替わりで担当し、パズルのように組み合わさって曲ができあがることが『吹奏楽』の魅力なのかもしれません。

 ではその『吹奏楽』は、どのような楽器で演奏しているかご存じでしょうか??

 トランペット,フルート等は知名度が高いと思いますが、『チューバ』という楽器はいかがでしょうか?『チューバ』は金管楽器に分類され、最も大きく、低音部分を担当する楽器です。私は、その『チューバ』と出会って40年(演奏面ではブランク期間も長いですが)になろうとしています。

低音楽器『チューバ』との出会い

 私の吹奏楽人生の始まりは中学校の部活動に遡ります。吹奏楽部に入部すると、まずは担当楽器を決めることになりますが、先述の知名度のごとく、私が知っている楽器は『トランペット』くらいでしたので、迷わず『トランペット』志望でした。とはいえ、全員が希望通りに配属されるわけではなく、全体のバランスを考えて配属されることになります。また知名度の低い『チューバ』や『ユーフォニアム』などは希望者が少なくなりがちで、調整が入ることが珍しくありません。その調整方法は『吹奏楽あるある』なのですが、大型楽器の『チューバ』は大柄の男性部員が調整の対象になることがしばしばです。私も例にもれず、調整の対象となりました。これが名称も知らなかった『チューバ』との出会いでした。配属の運・不運は、部活も職場も同じようなものでしょうか。

『チューバ』の魅力

 吹奏楽部の中で『チューバ』の希望者が少ないことは先に述べましたが、そのデメリットについてはネットを漁ると色々と情報が出てきます。
高級モデルではありませんが、
思い出が詰まっています!!
 『メロディーが無い』『楽器が重い』『楽器が高価』等々…

 現在の私にとってのデメリットは『保管場所をとるので、家族から怒られる』という点です。『家族の理解があってこそ』というのは、どのような趣味でも同じかと思います。
 私と『チューバ』との出会いはネガティブでしたが、その魅力をジワジワと感じることとなります。私が感じる『チューバ』の最大の魅力は『バンド全体を支えていること』です。小編成のバンドの場合はチューバ担当が一人になりがちなので、『自分一人が全体を支えている』ことを実感することができます。

妻の勧めが再燃のきっかけに

妻から手渡されたチラシ
(イメージ)
 ブランク期間も多い私の吹奏楽人生の中で、何年かおきにモチベーションがアップする時があります。最近では妻が持ってきてくれた『参加者募集』のチラシをきっかけに吹奏楽熱が再燃しました。チラシの中で目を引かれたのは、『練習曲:アルヴァマー序曲』の記載でした。『アルヴァマー序曲』は1981年にJ.バーンズにより学生バンドのために作曲された曲で、私が吹奏楽を始めた頃に多くのバンドで演奏されていました。最近では『ポケットモンスター』のPR映像にBGMとして使用されたことで、聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
私は学生時代より、その曲のカッコ良さに心を惹かれ、長年憧れていた曲でしたが、人生も後半戦に入り、自らが演奏できることになりました。バンドのコンセプトにあるように、月に1回しかない練習でしたが、無事に本番のステージを終え、『支えている実感』を味わう事ができました。

おわりに

 他愛ない私事にお付き合い頂きありがとうございました。話を日常に戻しますと、弊社内での私の担当業務は化学分析で、皆さまの研究開発・品質保証のお手伝いをしています。目立つ場面は少ないですが、足元を支える重要な役割とういう点では共通点があるのかもしれません。私の技術者人生も終盤戦に入ってきましたが、化学分析業務の魅力についても後進と共有していきたいと考えます。